「有馬記念」 今年の最後を締めくくる有馬記念。
今年を振り返れば、一番の話題はやはり3歳牝馬の強さだろう。ダービーを勝ったウオッカ、そのウオッカに2度の完勝、そして古馬も一蹴したダイワスカーレット、その2頭が有馬記念に参戦してきた。
マスコミは持ち上げるが、過去の歴史がこの舞台が3歳牝馬にとって甘くないことを示している。また、今年の3歳牝馬の戦いは、いつもスローの瞬発力勝負。奇しくも前記2頭が不在のオークスのみが、底力勝負になった。
そんなレースで楽な競馬を続けてきたダイワスカーレットは正直ここでは厳しい。正直これまでの戦績ではファインモーションより上とは言い難い。絡まれた際にこれまでのツケが回ってくるだろう。
ウオッカもスローの瞬発力勝負ばかりにこだわりすぎ。ただ、この馬は本質的には瞬発力の馬ではないと思う。それはライバル、ダイワスカーレットとの比較で瞬発力勝負で敗れているところからも窺える。実は今回厳しいペースになったほうが適性があるのではないか。その点で今回一発があるかもしれない。
で、前置きはここまでとして、本命はやはり歴戦の雄メイショウサムソン。前走は苦手の瞬発力勝負になってしまい、3着。しかし、苦手の形でもそこまで崩れてはいない。幸いにもジャパンカップが疲労の残らない展開になったおかげで、余力が残った。今回は底力の要求される流れになれば、再浮上は十分。王道を歩んできた馬の強さを見せて欲しい。
相手だが、3歳牝馬2頭は先ほどの理由で評価を下げる。また、ポップロック、ダイワメジャーももう6歳。若い馬が強い有馬記念では評価を下げたい。ここは、ひねってマツリダゴッホ。2000年、2001年など穴をあけてきたのは、中山のGⅡで実績のあったタイプ。今年該当するのはマツリダゴッホ。無欲での穴を期待したい。
一発逆転があれば、キネーンの乗るロックドゥカンブ。弱い弱いといわれている3歳牡馬だが、菊花賞の内容に中身があった。こちらも中山のGⅡ勝ちがある。遅生まれでまだまだ成長の余地がある。
秋の古馬の芝戦線は消化不良の競馬が続いてきたが、最後は力と力の勝負が見たい。馬券は当たらずとも締まったレースを期待したい。
◎メイショウサムソン
○マツリダゴッホ
▲ロックドゥカンブ
△ポップロック
△ダイワメジャー
△ウオッカ
△ダイワスカーレット
△ドリームパスポート
買い目:3連単 ①→③⑧⑥→③⑧⑥④⑯⑦②
⑧⑯→①→③⑧⑥④⑯⑦②
⑧⑯→③⑧⑥→①
「尾張S」 昨年から創設されたオープン特別。一年の最後だけに尾張とはうまい。
さて、本命はナカヤマパラダイス。秋3戦は不振だが、前走は0秒2差と復調が見えた。この舞台は春にCBC賞2着があり、今回もその時と同じ渋った馬場。今回は勝負になるだろう。心配は鞍上の丹内ぐらいか。
相手はCBC賞でナカヤマパラダイスに迫ったアルーリングアクト、エムエスワールドの2頭。2頭共今回のような渋った馬場なら期待できる。
あとは中京のオープン特別はいつも2着の昨年の2着馬タニノマティーニ、一昨年のCBC賞2着馬ワイルドシャウト、そして時計のかかる馬場で怖いトールハンマー、中京巧者のトーセンザオーあたりはおさえておきたい。
◎ナカヤマパラダイス
○アルーリングアクト
▲エムエスワールド
△タニノマティーニ
△ワイルドシャウト
△トールハンマー
△トーセンザオー
△カノヤザクラ
買い目:3連単 ①⑯③→①⑯⑩④⑧⑪→⑯③④⑪
「2007ファイナルS」 今年の最後を飾るファイナルS。今年を思い返せば3歳牝馬の強さが思い起こされる。ならば、ここも3歳牝馬のイクスキューズ・・・といきたくなるところだが、阪神ジュベナイルフィリーズや桜花賞など、直線の長い阪神外回りではどうしても詰めを欠いてしまう。勝ちきるまではいかないのではないか。
同様に、メンバーの揃ったポートアイランドSでスーパーホーネットの2着しているアンブロワーズも人気を集めそうだが、こちらも外回りの長い直線では詰めを欠く。
ならば、ここはニシノデューでどうだろう。前走は惨敗も叩き2戦目はこれまで[2,1,0,1]の好成績。前に行ける脚質の強みもある。
あとはアルビレオ。ファイナルSでも過去馬券に絡んでいるが、マイルのオープン特別では堅実に走る。休養明けになるが、鉄砲も走る馬で注意したい。
◎ニシノデュー
○イクスキューズ
▲アルビレオ
△アンブロワーズ
△マヤノライジン
△ファイングレイン
△ピカレスクコート
△タガノデンンジャラス
△サイキョウワールド
買い目:3連単 ⑥⑪①→⑥⑪①⑧⑭⑦⑤→⑥⑪①⑧⑨⑱⑤